ブロック塀の撤去費用は？単価相場と補助金で安くする裏技【最新】

「傾いてきたブロック塀を撤去したいけど、いくらかかるの？」
「地震で倒れるのが怖い。補助金が出ると聞いたけれど本当？」

古くなったブロック塀は、倒壊して通行人に怪我をさせるリスクがあるため、早めの対処が必要です。

結論から申し上げます。
ブロック塀の撤去費用相場は、1㎡あたり5,000円〜10,000円（税別）が目安です。

例えば、高さ1.2m・長さ10mの塀なら、総額で6万円〜12万円程度になります。意外と安いと感じるかもしれませんが、「基礎」や「フェンス」も含めると追加費用がかかります。

この記事では、解体業者選びのプロである「解体あいみつ」が、以下のポイントを解説します。

• 【計算式あり】あなたの家のブロック塀の解体費用シミュレーション
• 最大数十万円！自治体の「ブロック塀撤去補助金」のもらい方
• 1mだけ撤去したい場合などの「部分解体」の注意点

特に「補助金」は知らないと10万円以上損をする可能性があります。工事を依頼する前に、必ずこの記事でチェックしてください。

ブロック塀撤去費用の相場と計算方法

ブロック塀の解体費用は、「単価 × 面積」で概算が出せます。まずは相場を見てみましょう。

費用シミュレーション（計算式）

例えば、「高さ1.2m（6段積み）、長さ10m」のブロック塀を撤去する場合の計算例です。

※重機が入れる場所での標準的な価格です。手作業の場合は高くなります。

見積もりが高くなる3つのパターン

「単価相場より高い見積もりが来た」という場合、以下の理由が考えられます。

1. 重機が入らない（手壊し作業）

ブロック塀は非常に重いため、通常は小さな重機を使って壊します。しかし、狭い路地や裏庭などで重機が入れない場合、職人がハンマー等で手作業解体（ハツリ）を行います。
この場合、手間賃として費用が1.5倍〜2倍になることがあります。

2. 基礎が巨大（L字擁壁など）

地面に見えているブロックだけでなく、地中に埋まっている「基礎」や「鉄筋コンクリート擁壁（ようへき）」まで撤去する場合、大掛かりな工事となり費用が跳ね上がります。

3. フェンスや植栽が絡んでいる

ブロックの上に金属フェンスがある場合や、ツタが絡まっている場合、それらの撤去・処分費が別途加算されます。

【絶対確認】補助金を使って安くする裏技

ブロック塀の撤去で最も重要なのが「補助金（助成金）」です。
地震によるブロック塀の倒壊事故（通学路での事故など）を受け、多くの自治体が撤去費用を補助する制度を設けています。

ブロック塀撤去のよくある質問（FAQ）

Q. 上の3段だけ撤去（カット）できますか？

A. はい、可能です。これを「高さ調整」や「カット工事」と呼びます。地震対策として「高い塀を低くしてフェンスに変える」リフォームでよく行われます。費用は全撤去より安くなります。

Q. 基礎は残してもいいですか？

A. 将来的に家を建てる予定がないなら、地中の基礎は残しても問題ありません（費用節約になります）。ただし、土地を売却する場合は「基礎撤去」を求められることが一般的です。

Q. DIYで自分で壊せますか？

A. おすすめしません。ブロック塀は1枚で10kg以上あり、解体中に倒れてきて足の骨を折るなどの事故が多発しています。また、大量のコンクリートガラ（産業廃棄物）は家庭ゴミに出せないため、結局業者に頼むことになります。

まとめ：ブロック塀のみの解体も比較がお得

ブロック塀の撤去費用について解説しました。

• 相場単価: 1㎡あたり5,000円〜1万円
• 安くするコツ: 自治体の補助金を必ず確認する
• 注意点: 手作業や基礎撤去の有無で見積もりが変わる

「たかがブロック塀」と思わずに、適正価格で安全に撤去しましょう。

「解体あいみつ」では、家一軒の解体だけでなく、ブロック塀やカーポートなどの「プチ解体」も喜んで対応してくれる優良業者をご紹介しています。
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