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解体工事で発生する追加料金

解体工事で発生する追加料金

建物の解体工事では、予期せぬ事態によって見積もり以上の料金、つまり追加料金が発生することがあります。
本記事では、解体工事で発生する追加料金のケースについて解説します。
予算以上の追加料金が発生して困らないよう、事前に追加料金について知っておきましょう。

追加料金がかかるケース

建物の解体工事で追加料金が発生するケースは、主に以下の3つです。

  • 地中に埋まった浄化槽や古井戸が出てきた
  • 見積時には無かった廃棄物が増えていた
  • 近隣とのトラブルが発生した

それぞれ詳しく解説します。

ケース①浄化槽や古井戸が出てきた

見積もりの時点では見えなかった浄化槽や古井戸が、地下から出てきた場合には追加料金が発生します。
解体工事を進めていく中で、事前の現場調査ではわからなかった新たな障害物が発生することはよくあるケースです。
浄化槽や古井戸の場合、専用の重機を新たに用意して処理する必要があるため追加料金が発生します。

②廃棄物が増えた

予定していたより多くの廃棄物が出た場合、処分料として追加料金が発生します。
建物自体の破砕によって出た廃棄物以外に、家財道具の処理などを依頼する場合追加で処理費用がかかるため注意しましょう。
事前の調査で家財道具処理を含む見積もりを出してもらえますが、そのときに数えられていない物があると追加料金が発生します。

③近隣トラブルが発生した

解体工事中に近隣トラブルが起きたときにも、追加料金が発生することがあります。
建物の解体にはドリルや重機を使うため、騒音や振動による近隣への影響は避けられません。
「窓から粉塵が入ってきた」「騒音や振動が迷惑だ」といった苦情が重なると、工事を中止しなければならない場合もあります。
近隣トラブルによって工事に影響が出た場合、工事期間が伸びることによる人件費の増加などによって依頼主への請求額にも追加料金が加算されます。

まとめ

建物の解体工事では、追加料金が発生するケースも少なくありません。
予測していなかった事態に備え、依頼主は見積もり額より多めに予算を組んでいると安心です。
また、見積もりの時点で正確な情報を業者に伝えておくことや、追加料金の発生ケースについて説明を受けておくことも大切です。
追加料金で儲けるような悪徳業者に引っかからないよう、注意しながら業者を選んでください。

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