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我孫子市に解体の補助金はある?2026年度に使えるのは塀の除却と耐震の2つ

結論から書きます。我孫子市には、建物の解体費そのものを補助する制度は確認できませんでした(2026年9月時点)。市の「住まいに関わる助成・補助など」「助成金・補助金一覧」「空家等対策の推進」の各ページを確認しましたが、除却費補助にあたる制度は掲載されていません。「令和◯年度で終了」という記載も見つかりませんでした。

使えるのは、住宅リフォーム補助金の中にある危険な塀の除却枠と、耐震診断・改修の助成の2つです。

塀の除却は住宅リフォーム補助金の枠で使えます

我孫子市にはブロック塀専用の補助制度はありませんが、令和8年度 我孫子市住宅リフォーム補助金の対象工事のひとつとして、塀の除却・改修が対象になります。

区分 補助率・上限
持家のリフォーム 対象経費の5%・上限7万円
市内持家以外からの転居に伴うリフォーム 対象経費の20%・上限30万円(40歳未満)
市外からの転入に伴うリフォーム 対象経費の20%・上限60万円(40歳未満)
工事費の下限 税込20万円以上の対象リフォーム工事
2026年度の申請期間 2026年4月1日(水)〜2027年2月10日(水)
担当課 都市部 建築住宅課 住宅政策係 04-7185-1642

塀が対象になる条件

  • 戸建て住宅に附随する(土地も所有している)塀とその基礎、塀と一体の門柱
  • 我孫子市耐震改修促進計画で定める避難路の沿道に存するもの
  • 既存の塀の高さが道路面から0.5メートルを超え、倒壊の危険性があるもの
  • 除却後は「何も設けない、または生け垣」「フェンス、ブロック塀の造り変え、既存の塀の補強」のいずれかにすること

注意したいのは、補助率と上限額が工事の種類ではなく申請者の区分(転居の有無・年齢)で決まる点です。塀の撤去だけを対象にした「撤去費の◯分の◯」という補助率は設定されていません。また同補助金の対象外工事には「外構・エクステリアの工事…門塀の塗装、擁壁や土留め」が挙げられているため、塀については上記の危険塀の要件を満たす除却・改修だけが例外的に対象という構成です。適用できるかは事前に建築住宅課へ確認してください。

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耐震の助成で解体費は出ません

我孫子市の耐震助成は診断と改修工事のみで、除却・建替えに対する補助は確認できませんでした。

制度 助成率・上限 主な対象条件 2026年度の申請期間
木造住宅耐震診断助成制度 診断費の3分の2以内・5万円を限度 1981年(昭和56年)5月31日以前建築の木造住宅/在来軸組・伝統的・枠組壁工法/自己居住用の一戸建てまたは併用住宅/地上階数2以下 5/25〜12/18 ※助成棟数は2棟、5/29までの申請多数の場合は抽選
木造住宅耐震改修工事助成制度 改修工事費の5分の4以内・100万円を限度 上記に加え、耐震診断で「倒壊する可能性がある」「倒壊する可能性が高い」と診断され、改修後に「倒壊しない」と評価できるもの 5/25〜11/27

診断助成の枠が年2棟と非常に小さいことに注意してください。担当は 都市部 建築住宅課 04-7185-1111です。

解体すると土地の固定資産税は数倍に上がります

市のよくある質問には、そのままこう書かれています。「住宅を壊したら土地の税金が高くなったのはなぜですか。」「住宅用地(住宅などの敷地)は特例措置により税額が軽減されています。住宅を壊したことにより、住宅用地の特例が適用されなくなったためです(土地の税額が数倍程度上がります)。」

市の減免制度の対象は「公益のために直接専用する固定資産」「災害等により著しく価値を減じた資産」「生活保護受給者が所有する資産」「その他特別の事情があるもので、無償で使用される固定資産」の4類型で、家屋解体後の土地に関する減免はありません。担当は 財政部 課税課 土地係(04-7185-1111 内線339・386)です。

我孫子市で使える関連制度

  • 我孫子市空き家バンク制度:国の全国版空き家・空き地バンクに掲載してマッチング。宅建業者と媒介契約を締結していないことが登録要件。空き家バンク物件の購入時に住宅リフォーム補助金を利用すると、フラット35地域連携型で借入金利の一定期間引き下げが受けられます(建築住宅課 04-7185-1111)
  • 空家等対策の推進:空家等対策計画を2025年9月に一部改定。市が現地調査・所有者調査を行い、状況に応じて所有者等へ適正な管理の依頼を行います(市民安全課 04-7185-1111)
  • 我孫子市空き家の手引き:空き家の管理・利活用の方法、支援事業、相談窓口をまとめた冊子
  • 住宅相談・不動産相談:完全予約制

解体費補助がない我孫子市で費用を下げるには

補助が使えない前提で計画を立てるのが現実的です。相見積もりの効果が、補助金の代わりになります。同じ建物でも業者によって見積額は数十万円変わり、これは我孫子市の塀の補助(上限7万円)よりはるかに大きい差です。

相続した家であれば、譲渡所得3,000万円特別控除のほうが金額のインパクトは大きくなります。家屋を取り壊して土地を譲渡する場合も対象で、適用期限は2027年12月31日まで。市が発行する被相続人居住用家屋等確認書が必要です。

よくある質問

我孫子市に解体の補助金はありますか。

建物の解体費を補助する市の制度は、2026年9月時点で確認できませんでした。使えるのは住宅リフォーム補助金の危険な塀の除却枠と、耐震診断・改修の助成です。

近隣の市には解体補助があると聞きました。

松戸市(3分の1・上限60万円)と鎌ケ谷市(5分の4・上限50万円)にはあります。柏市・流山市・我孫子市にはありません。市によって有無が分かれるため、必ずご自身の市で確認してください。

塀の除却だけで補助は受けられますか。

住宅リフォーム補助金は税込20万円以上の対象工事が条件で、補助率・上限額は申請者の区分で決まります。塀だけで要件を満たすかは建築住宅課(04-7185-1642)にご確認ください。

我孫子市の解体費用の相場

木造住宅は坪単価3.5万円〜6万円程度、30坪で105万円〜180万円前後が目安です。鉄骨造は坪単価4.5万円〜7.5万円、RC造は坪単価5.5万円〜10万円程度です。同じ坪数でも、前面道路の幅(4m未満だと重機が入らず手壊しが増える)、隣家との距離、残置物の量で金額は変わります。坪単価の相場だけで判断せず、現地を見た見積もりを取ってください。

補助が使えない場合に費用を下げる3つの方法

  1. 2〜3社から相見積もりを取る。同じ建物でも見積額は業者によって数十万円変わります。中間マージンが乗らない直接施工の業者を含めて比較するのが有効です。
  2. 家財を先に自分で処分する。残置物の処分は解体費とは別に計上されるため、処分できるものを出しておくと数万円〜十数万円下がります。
  3. 繁忙期を避ける。年度末(1〜3月)は工事が集中して単価が上がります。時期に余裕があるなら閑散期に発注してください。

最終確認日と出典

最終確認日:2026年9月17日/出典は我孫子市の公式ページです。

制度の有無・補助額・受付状況は年度途中でも変わります。申請前に必ず担当課へご確認ください。

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